禁煙10ヶ月の状況

昨年8月に禁煙を始めてから約10ヶ月が経ちました。
正直言うと、昨年8月にきっぱり止められたわけではなく、時々飲み会で吸ったり、一時は再喫煙を開始しそうな時期もありました。

禁煙開始直後はニコチン中毒状態から離脱するのに苦労しましたが、その後も折を見てタバコが吸いたくなることがあります。なかなか完全に卒煙をするのは困難です。

タバコは鬱を招く

今から思えばタバコを吸っている時はかなり精神的な影響を大きく受けていました。当時、私は気がつきませんでしたが、タバコには精神状態を鬱にする力があります。
いつタバコが切れてしまうかという恐れや、タバコが吸えない状況になることへのイライラ感が常に伴っていて、結果、精神的に鬱の状態がずっと続いていましたが、長年同じ環境にいたためその時は気づきませんでした。
今では、タバコが吸いたくなると「いまタバコが欲しくなっている」自分を冷静に見つめることができます。そのことでタバコが吸いたくなくなるわけではありませんが、問題は冷静に観察をするとやがて収まっていきます。

自然な食欲が増した

子供の頃は空腹を感じることがありましたが、タバコを吸い始めてから長年、自然な空腹を感じることが少なくなっていました。
今では食べ物そのものが持っている味を強く感じることができ、食事も美味しくとれているので、自然な食欲を感じることができます。
基本的に野菜を中心とした生活を続けているので、より一層、食間の空腹を感じますが、なるべく間食は避けるようにしています。

熟睡できるようになった

朝は目覚ましを使わないようにしています。体調と精神状態を良い状態にキープするために最も重要なのは睡眠ですが、午後9時45分にベッドに入り、朝は自然に目が覚めるまで寝ると言う生活です。大体4時45分から5時の間に目が覚めますが、夜中に目が覚めることもないので、すっきりとした朝を迎えることができるようになりました。

ストレスの解消にはならない

タバコを吸うと一瞬すっきりした状態になりますが、それは身体的にも精神的にも悪い状況から少しマシな状況になるだけで、タバコを吸ってしばらくするとまた悪い状況に逆戻りしてしまいます。
ストレス解消になったと言うのは錯覚で、実はストレスを増やしているだけの状況です。

それでも完全にやめるのは困難

タバコを辞めるのは一見すると良いことずくめですが、それでも週に何度かは無性にタバコが吸いたくなることがあります。大体、仕事でストレスがかかった時や、食後などですが、今でも吸いたい欲求を我慢するのは大変です。
いずれそのような欲求も徐々に薄れていくと思いますが、それまではタバコとの戦いが続くことになると思います。

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