【ベトナムコロナ】規制は解除方向だが感染者数は予測通りに増えている

前回1週間前にベトナムのコロナ感染者数が再増加しつつあるということをブログに書きましたが1週間経った状況の結果です。

数値はSố liệu Covid-19 tại Việt Namに基づいて集計しています。11月11日時点での増加トレンドをもとに将来の予測をプロットしたのが青の破線で、赤は実際の感染者数です。ほぼ1週間前に予測した通りに感染者数は増加をしており、まだこの傾向は続くものと思われます。
このまま行くと11月末には13,000人/日程度までなりますが、前回の感染の波でも1日13,000人前後が最大でしたのであと2週間ほどでその水準に到達することになります。

特に増加傾向が著しいのはホーチミン市周辺の南部省市で、タイニン省やビントゥアン省などで急増しています。

一方、ホーチミン市ではコロナ規制については緩和傾向にあり、飲食店内での飲酒も解除され、Grabバイクや学校も解除される方向です。それでも感染レベルは4で一定数で推移しており、感染が抑えられた訳ではありません。

恐らく、ワクチンの接種が進んだ結果、感染者数の増加に対して死者数が抑えられて大きく増加していないため、経済活動を優先する方向で進められているのではないかと推測しています。

「感染は拡大しつつあり、いつ感染するかわからない状況は今後も続くけど、もうロックダウンはやらないのでもしかかったら自宅(または施設)でおとなしくしてください。ワクチンを打っていれば死亡リスクは以前ほど高くはないので、あまり心配しすぎないでください。」というメッセージなのではないかと理解しています。

注目しておくべきことは1日の死者数が300人を超える状況になったときに再度ロックダウンのような規制がかかるか否かということではないかと思っています。

とは言ってもやはり私は罹患したくないので、当面多くの人々が集まる場所には不用意に出て行かないようにし、マスクと手洗いを徹底していきたいと考えています。

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