ニューラルネットワークによる旧サイゴン写真のカラー化

ベトナム戦争の影響で膨大な写真が撮られた旧サイゴン。多くの写真は白黒写真のままで、1920年代の絵葉書はセピアカラーのままです、カラーでも見てみたいと思い、ニューラルネットワークを使ったAutomatic Image Colorizationでカラーに変換してみました。

PHARMACIE PRINCIPALE SOLIRÈNE

1865年、今のドンコイ通りとレ・ロイ通りの交差点にあった薬局で当時のサイゴン市長であったLourdeauがオーナーでした。その後、この場所はGivralカフェがあったEDENとなり、現在はUnion Squareになっています。オペラハウスからベンタン市場方向に向かって撮影したものです。

トゥーヨー通り(ドンコイ)で撮影されたカフェの様子。LIFEに掲載された結構有名な写真です。

子供を抱える若い母親

今はなきAIR VIETNAMの客室乗務員

1970年のレ・ロイ通りオペラハウス。

1948年のフランス植民地政府のプロパガンダ

1961年ルノーのタクシー

こちらは近年に撮影されたルノーです。人工知能は車の特色をうまく捉えていると思います。

今はなきタックスデパートの前身GMC。イギリスやフランスから輸入された商品を販売していたそうです。サイゴンのど真ん中を牛車が歩いているのが時代を感じさせます。

最後は有名なサイゴンの処刑。人工知能はベトコンの服を赤系と判断していますが、実際はモノクロのチェック柄です。カラー映像が残っているので実物確認することができます。

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