トラベラーズノートブックで自分専用の海外旅行ノートを作る

 

先日、8泊9日の日程でミャンマーを訪問してきました。トラベラーズノートブックで旅行の計画を立てたり、行きたい場所の情報や予約情報、実際に訪問した時の日記など、旅行に関する情報を一元管理することができ、使い勝手も良かったので、やり方と実物をご紹介します。

準備編

トラベラーズノートブックの革カバーは利用しない

トラベラーズノートブックには革製のカバーが付いていますが、私は普段からカバーはつけず方眼のリフィルを単体で持ち歩いています。純正のカバーはそれなりに重量があり、メモを取り出すたびにいちいちゴムバンドをつけたり外すのも面倒です。
リフィル単体だとメモ帳としても軽いので、いつでもどこでも持ち歩くことが可能です。
左が新品のノートで、右が実際に旅行に行ってからのノートですが、旅先で入手した紙や航空チケットの切れ端などを表紙に貼り付けておけば、あとで何の旅行だったかが一目瞭然です。

旅行の前後では左が右のように膨れ上がっていますが、それだけ旅先に関する情報と思い出が詰まった証拠です。

目次の作成

表紙の見開きは目次として確保しておきます。後から順不同に様々な情報が追加されますが、目次さえきちんとしておけば、あとでどこに情報があるかすぐにわかります。

旅先に関する情報を集める

旅行の数ヶ月前から、常にノートを持ち歩いて、トリップアドバイザーや個人ブログをもとに観光スポットやグルメ情報などを行きたい場所ややりたいことをメモっておきます。
また旅先に関する本を何冊か読んで、気になった点もメモっておきました。
今回の旅行ではミャンマーという国について以外に、ミャンマーの仏教やヴィパッサナー瞑想、マインドフルネスなども関心があったので、片っ端から読書をして情報を集めました。
観光情報をなぞるだけの旅行でも全く問題はありませんが、関心範囲を広げておけば旅がより一層楽しく、思い出深いものになります。

旅行予定表の作成

今回、初めてミャンマーを訪問したのですが、基本情報はトリップアドバイザーや個人ブログをもとに収集し、どの都市をどの程度巡るかのプランを立てました。プランが仮ぎめの段階では鉛筆で記入しておき、旅行が確定した時点で書き直しています。
ここではいつどこを訪ねてどこに泊まるか、何時の便で移動するかなどごく基本的な情報のみを記入しています。

予約情報はA4用紙に印刷して貼る

航空券の予約やオプショナルツアーの予約、現地国内での移動(今回は列車、バス、ボート)など、ネットから予約をした情報は全て紙にプリントアウトして、トラベラーズノートブックに糊で貼っておきます。メールで届いた場合も、メール本文を印刷しておきます。
もちろん、スマホとタブレットにも情報を保存してありますが、情報の一元管理と、ネットにつなぐことができない、いざという時のために全て紙で持ち歩くようにしています。

トラベラーズノートブックは縦21cmでA4用紙の狭い方の横幅と同じです。A4用紙に印刷をしたものを3つ折して貼っておけば、コンパクトに持ち歩くことができます。

やりたいことのリスト

各訪問地で、訪ねたい場所ややりたいことのリストをToDoリストでまとめています。
今回、PEGU CLUBのように予約なしでは入れない場所もありましたが、大体、行きたい場所は全て訪問することができました。

パッキングリスト

今回の旅行は中型のバックパック1個だけで、預入荷物をなくしたので、極力、手荷物を少なくしました。そのため、何を持っていくかのリストを何度か作成して、最終的に決まったものをパッキングリストにしています。
また実際に旅行中に、ホテルを移動する前にもパッキングリストを元に、忘れ物がないかどうか確認するようにしています。

左側はパスポートとビザのカラーコピーです。旅先によっては両替をしたり、公共交通機関に乗る際にパスポートの提出を求められることがありますが、カラーコピーで対応可能な場合も結構あります。

旅行編

トラベラーズノートは常に肌身離さず持ち歩いて旅行していました。移動中も次の予定地でどこを訪問するか確認したり、実際に今日起こった出来事や会った人についてメモをとるようにします。

空いた時間で日記をつける

旅行中も移動中やホテルにいる時などは意外に時間があるものです。
空いた時間で今日起こったことや、出会った人(名刺)、食べた料理などのメモを取るようにします。
旅行中は初めての場所を色々と移動するので、後になって、訪問した観光地の名前や出会った人の名前なども忘れてしまう場合があります。
ちょっとした小さなことでもメモっておけば、あとで思い出したときに確認ができます。

レシートや包装紙なども貴重な旅の思い出

旅の途中で入手したレシートや包装紙なども、極力捨てずにノートに貼っておきます。
列車のチケットなどは途中で検札に来る場合があるので、入手したらすぐにノートに貼っておけば、あとでどこに行ったか分からずに探し回ることもありません。

スマホやタブレットとの併用

地図やタクシーアプリ、お小遣い帳などは紙で管理するよりもスマホで管理した方が手軽な場合があります。
一冊のノートに一元管理するのは便利ですが、スマホやタブレットの方が便利であれば、あえてノートにする必要はありません。
逆に全ての情報をスマホに入れてもち歩くのは、便利そうであって、実は情報の検索性、一元性、バッテリーの心配などからあまりお勧めしません。
紙とスマホと使い分けた方が便利です。

まとめ

1冊の旅行ノートを準備するだけで、旅の楽しさを倍増させることができます。
私は大体実際の旅行に行く3ヶ月前くらいからノートを用意してメモを取り始めますが、旅行の計画を立てたり、色々と思いを巡らす時間も楽しいものです。
実際に、出発するときには自分だけにカスタマイズされた旅行ガイドブックが出来上がっている状況です。

旅行の途中では、日々の出来事を記入し、手に入れた情報をジャーナリングしていくことで、旅の情報を整頓しておくことができます。

また帰国後も、本棚に置いていつでも取り出せるようにしておけば、旅の思い出に浸ることもできます。

1冊のノートを準備するだけで、旅の楽しさと意義を高めることができすので、旅行ノートの準備をお勧めします。


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