10月1日以降ホーチミン市は大幅に規制解除へ

ホーチミン:10月1日から社会的隔離措置を大幅緩和、再開可能な事業・活動計画案(VIET JO)

VIET JOの記事によるとホーチミン市は10月1日以降、大幅に社会隔離規制を解除する方向です。

詳細は以下の通りですが、個人的に重要な点を揚げておきます

  • 朝のウォーキングやランニングができるようになる
  • スーパー・コンビニに食料品を買いに行くことができる
  • 散髪に行ける
  • 銀行に行ける
  • Grabやバスで移動ができる
  • 飲み会はまだ開催できない

ほぼ今年の4月ごろ、感染拡大が始まった時期の規制レベルに戻ることとなりますが、これは予想以上の規制解除レベルでした。

◇工業団地、輸出加工区、ハイテクパーク、クアンチュン(Quang Trung)ソフトウェアパーク、およびトゥードゥック市と各区・郡内の企業・工場など

◇農林水産業の組合・世帯、農業生産支援サービス、獣医施設

◇交通工事・建設工事

◇商業・サービス:
+診療・リハビリ、医薬品・医療機器の販売、病院・クリニックでの美容整形サービス
+食料品販売
+石油関連製品、化学品、電気、水道、燃料販売、修理サービス
+公共サービス、警備サービス、通行料金徴収、冠婚葬祭サービスなど
+海外法人などの支店・駐在員事務所
+金融機関・海外銀行支店、証券会社など
+郵便通信、出版、電子商取引(eコマース=EC)の店舗、書店、IT製品・家電製品販売店など
+倉庫・物流・輸出入支援サービスなど
+商業施設、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、個人商店、飲食店(テイクアウト)、伝統的市場
+理美容店:客数を通常時の50%以下とする。
+宿泊施設・観光施設:客数を通常時の30%以下とする。客はワクチン接種を終えているか、感染後に回復している、もしくは新型コロナ検査の結果が陰性である人とする。

◇スポーツ・文化芸術:
+イベント:参加人数を通常時の30%以下とし、参加者全員がワクチン接種を終えているか、感染後に回復していることとする。
+国民の運動など:10人以内で集まることが可能。参加者全員がワクチン接種を終えているか、感染後に回復している場合、最大50人まで集まることが可能。

◇冠婚葬祭:結婚式・披露宴は最大50人、葬儀は最大20人まで集まることが可能。いずれも地元の医療当局から監視を受けなければならない。

◇教育:オンライン授業を継続するが、18歳以上の成人向けの教育活動については参加者がワクチン接種を終えている場合、対面での活動を行うことが可能。

◇交通運輸:道路・鉄道・水路の公共旅客輸送は定員を通常時の50%以下とし、市内の貨物輸送も許可する。商工局または交通運輸局に登録済みの配車アプリの配達員、トゥードゥック市・各区・郡に登録済みの企業・個人事業主の配達員は、ワクチン接種を終えているか、感染後に回復している場合、就業が可能。
なお、バー、スパ、マッサージ、美容サービス、店内飲食、映画館、ディスコ、カラオケ、ゲームセンター、文化・芸術・宗教イベント、会議、宗教施設の活動、行商(宝くじ売りを含む)など、その他のサービスは引き続き一時停止とする。

ベトナムのコロナが収まったわけではない

ホーチミン市内は感染者数は減少方向にあるものの、依然として4〜5,000人レベルで感染者数が出ており、これは東京での感染が最大ピークにあった時のレベルです。
ワクチンを打ち、規制が解除されても、医療レベルの低いベトナムでコロナに感染した場合のリスクを考えると手放しに解除を喜ぶことはできません。
10月以降も密を避け、手洗いや換気など基本的な感染予防は必要であると考えています。

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