【DJI Osmo Pocket】 GoPro Hero 7とOzmo Pocket買うならどちらがおすすめ?

GoPro Hero7(以下GoPro)を購入してから約1ヶ月、DJI Osmo Pocket(以下Pocket)が来てから約1週間たちました。実際に使ってみてこれから購入するのであればどちらがお勧めか検証してみました。

GoProもPocketも最大の特徴は強力な手ぶれ補正です。GoProは電子制御、Pocketはジンバルによる機械制御という差があるものの、手ブレのないヌルヌル動画が撮れます。素人でもプロ並みの動画が撮れるという点で、両者ともエポックメイキングなプロダクトと言えるでしょう。

価格

メーカーサイトの販売価格でGoProが¥49,800、Pocketが¥44,900と価格差は¥4,900です。Pocketの安さが目立ちますが、海外ではGoProは$399.99、Pocketは$349なので、日本国内で購入するといずれも海外より5,000円ほど高くなります。

画角

GoProの特徴は広い画角です。それに比べてPocketの画角はかなり狭くなります。

実際に同じ風景を撮影した画像を重ね合わせてみると、その画角差は一目瞭然、GoProはPocketのほぼ倍の画角があることがわかります。

海外旅行などで町並みや城などの大規模建築物を撮影するのであればGoPro、人物やショップ内などを撮影するのであればPocketが適しています。

画質

画質はGoProの方がコントラストが強くはっきりしたイメージです。どちらかといえばPocketの方が現実に近いのですが、GoProのコントラスト強めの色は好感が持てます。

GoProは広角である分四隅に行くほど歪曲収差が発生します。映像ソフトなどで補正をすることも可能ですが、Pocketは編集なしで公開できるのに対して、シチュエーションによってはGoProは補正が必要です。

拡張性

2018年12月17日現在、Pocketはアクセサリー類がまだ発売されておらず、三脚にさえ固定することができません。おそらく2019年1月ごろに発売されるようですが、現時点では豊富なアクセサリーが揃ったGoProに軍配が上がります。

携帯性

GoProが丸くてゴロンとした形に対してPocketはスティックタイプです。しかしGoProを裸で持ち歩くケースは少なくて、ミニ三脚やクリップにマウントすることが多いので、結果的にはPocketの方が軽くて持ちやすいと思います。

しかしPoketにも欠点があって、本体にはストラップをつける場所さえないので、常に手に持って持ち歩くことが前提のデザインとなっています。少し撮影したら収納して次の場所に移動するというような運営だと、Pocketは意外に収納に困るので、GoProでショルダーマウントなどをした方が両手が空いて楽かもしれません。今のところPocketを使わないときはシャツの胸ポケットに入れて持ち運んでいます。

目立ち度

GoProもPocketもスマホで撮影しているのに比べると目立ちにくいのですが、Pocketは手に握ると頭の部分は3cmほどしかないのでほとんど目立ちません。

さらにPocketを立てて撮影するのではなく、横向きにしてジンバルを上に上げておけば全く撮影していることが気づかれないほど目立ちません。どれくらい気づかれないかといえば、Pocketを持ったまま会話をしていて、相手が撮影されているのが分からないほどです。GoProを手持ちにすると、やはり撮影をしているというのが明らかですが、Pocketであれば自然な会話や人物を撮影することも可能かと思います。

操作性

GoProはシャッターボタン、電源ボタン共にある程度、硬く作られているので、ボタンをクリックする時に力を入れなければなりませんが、Pocketは軽いクリックで動作します。GoProがアウトドアを意識しているのに対して、Pocketはシティユースを意識して作られています。

どちらも画面にタッチするUIですが、GoProの方が若干反応が悪いと思います。以前からGoProのタッチUIはあまり気持ちが良いものではありませんでしたが、この点は改善をしてほしいと思います。

バッテリーの持ち

どちらも1日フルで撮影するにはバッテリーが不足です。GoProはサブのバッテリーを持ち歩くことが必須でしょう。Pocketはバッテリ内蔵型なので、こまめにUSB-Type Cケーブルとモバイルバッテリーをつないで補充する必要があります。

いずれも長時間のタイムラプス撮影をする場合は外部バッテリーが必須となるでしょう。

結論:GoProとPocketはどちらを購入すべきか?

色々触ってみた結果、両方とも購入すべきというのが結論です。

あえていえば、GoProは大きな風景や動きのあるシチュエーションでの撮影、Pocketはストリートやショップなど比較的動きの少ない空間での撮影に向いています。

アウトドアに持っていくのであればGoProの一択、海外旅行には両方、普段の日常生活を撮るのであればPocketという使い方になると思います。

一つだけ購入するのであれば、私はPoketを選択すると思います。常に持ち歩いていても荷物にならず、撮りたい時にすぐ撮れる軽快性があるからです。

それならスマホで良いじゃないかという声もあるでしょうが、アドバンスドタイムラプスや機械式ジンバルのスムースな映像、スマホに比べて圧倒的に目立たないなど、Pocketの小ささと軽さでなければ実現できないこともあるので、Pocketを購入する理由は大いにあると思います。

 

[amazonjs asin=”B07KWYKQBV” locale=”JP” title=”【国内正規品】 DJI OSMO POCKET (3軸ジンバル, 4Kカメラ)”]

[amazonjs asin=”B07HC7Q545″ locale=”JP” title=”GoPro HERO7 ブラック CHDHX-701-FW”]

関連記事

Leave a Reply

最近の投稿