Xiaomi M365に乗り始めてほぼ1ヶ月たちました

Xiaomiの電動スクーターM365に乗り始めてほぼ1ヶ月がたちました。実際に運用してみていくつか気がついたことがあるのでレポートします。

サイゴン市内での移動には問題なし

サイゴン市内でも1区や3区ではバイクの交通量は多いものの、実際のスピードはさほど出ていません。渋滞時であれば自転車がバイクを追い抜かすほどです。

M365は電動モーターなのでトルクが太くスタートダッシュが速いので、街中の車の流れに十分乗ることができます。車線変更のために加速をしなければならない時も十分な加速を得られることができます。

最高速度は25kmしか出ませんが、街乗りであれば十分な速度です。

意外に長距離もこなせる

M365は満充電で30kmまで運転することができます。先日もベンタン市場→フゥーニョン区→4区→5区→1区とかなり長距離を移動しましたが、それでも充電量は半分以上残っていました。バッテリも半分くらいから満充電まで1時間もあれば済みます。

一日街中を乗り回しても電池がなくなる心配はほぼありません。

道路の凸凹には弱い

小径タイヤの定めですが道路の凸凹にはかなり影響を受けます。サイゴンの市内は舗装状況もあまり良くないので、衝撃を受けないように凸凹を避けて乗らなければなりません。購入したての頃、高島屋の前の工事現場で穴ぼこにはまってしまい、転倒するという失態をしでかしてしまいました。スピードが出ていなかったので怪我はありませんでしたが、ちょっとした穴でも前輪が取られてしまうと転倒の可能性があるので気を使います。

12.5kgはちょっと重い

12.5kgの重量は片手でも持ち運べますが、長時間の運搬は辛い重さです。ちょっと段差を越えるために持つくらいなら大丈夫ですが、階段を上り下りするのは結構疲れます。

交通警察は無視

何度もサイゴンの交通警察の前をM365に乗って通り過ぎましたが、警官に呼び止められるようなことはありませんでした。まあ呼び止めたら面倒くさそうな男が乗っているので避けられているのかもしれません。

街中のパーキングは全く問題なし

バイク駐車場があるショップやレストランであれば、全く問題なく駐輪することができます。路上に置きっぱなしにするようなシチュエーションはさほどありません。1、2度自転車のワイヤーキーを使って鍵をかけたことがありますが、ステアリングをたたんでおけば近寄る人もありません。サイゴンではまだ珍しい乗り物なので、持って行こうという人もあまりないようです。

スイッチが入らなくなるトラブルが発生

この1ヶ月間で、起動スイッチが押せなくなるトラブルが発生しました。電源カバー部分は両面テープで止まっているだけなので、これを無理やり剥がして、スイッチの位置を微調整して直しました。スイッチ部分は単純な構造なので簡単に直せますが、最初、電源カバーを剥がすのは勇気がいるかと思います。カバーに爪をかけてグッと引っ張るとすぐにはがせます。

オプションのバッグを購入しました

M365には様々なオプションがサードパーティから発売されています。今回、ステアリングに固定するタイプのバッグを購入しました。普段は自転車の鍵を入れていますが、携帯電話などちょっとした小物を入れるのには重宝しています。

まとめ

1ヶ月経って市内の移動にはなくてはならない移動手段となりました。これまで近場はGrabバイクで、少し離れたところはGrabカーで移動していましたが、市内中心部の移動であればM365で十分可能です。

日本と違ってベトナムの道路交通法の規制も今のところはなさそうなので、チョイ乗りにはとても便利です。

反面、ベトナム人の運転の癖、例えば広い道に右折進入するバイクが一旦停止しないとか、道路の一番右側は右折車用に空けておくなどのローカルルールを知らないと戸惑うかもしれません。

ちなみにM365はリチウムイオンバッテリーの容量規定に引っかかるため、航空機に持ち込むことはできません。

関連記事

Leave a Reply

最近の投稿